危険な魚が釣れても安心

海釣りをしているとトゲや毒を持つ危険な魚が釣れることがあります。

特に海釣り初心者や子供などが知らず知らずに触ってしまい、痛い思いをすることがあるようです。
福岡市海づり公園では施設内の至るところで危険な魚を「この魚に注意!!」という貼り紙で知らせてくれています。

バリ画像

このバリ(通称:アイゴ)という魚はトゲに刺されると激しく痛むので絶対に手で触らないで下さい、と書いた貼り紙です。
この貼り紙は入り口やトイレ、休憩所など至る所に貼ってありますので、全く知らない人でも「危険な魚がいるんだな・・・」ということは理解できます。

で、釣りをしていたらやっぱり釣れました・・・バリが・・・

釣れたバリ

でも、初めて見るバリに「これ、さっき見た危険な魚かな・・・?」とちょっと?マークだった我が家族に周囲の釣り人たちから「それ、バリだから触っちゃいかんよ。」「管理塔に行ったら針を外してトゲを取ってくれるから。」とアドバイスが飛び交います。
「バリは刺されたら痛いけん」と小学生も教えてくれました(笑顔)

常連さんたちが優しく教えてくれたので、バリに刺されることもなく管理塔へ向かうことに。

福岡市海づり公園管理塔

管理塔は第2釣り場の中央にありますので、どこの釣り場からでもすぐ近くです。
管理塔の1階に事務室があって、中で待機している職員さんがバリのどこにトゲがあるのかを教えてくれて、そのトゲをハサミでバリバリと切ってくれます。

それからバリが何回か釣れましたが、トゲの処理の仕方を教えてもらったので、後は自分でハサミでバリバリトゲを切りました。
心配な人は管理塔で処理してもらえますからご安心を!

ちなみにトゲで危険なバリもその日の夕方には・・・

バリ刺身

美味しいお刺身に変身しました。
トゲがあるからと言って釣ってすぐに逃がすのはもったいないです。美味しく頂きましょう!

バリの他にもゴンズイという魚がトゲがある危険な魚として貼り紙されていますので、海釣りに行った時にはご注意を!

ゴンズイ画像

こんな感じで危険な魚が釣れても安心してお持ち帰りができるのが福岡海づり公園で釣りを楽しむ安心感なのです。